確定申告の時期が近づいてきました。毎年のことですが、資料整理が十分にできておらず、この時期になると慌てます。以前は机の引き出しに領収書が山のようにたまっていましたが、いまは様子が少し違います。領収書の多くがデータです。パソコンの中に保存され、メールに添付され、クラウドに残っています。これから一つ一つ印刷して、税理士のところへ持っていく予定です。
例年であれば、アマゾンで購入した書籍の領収書を大量に印刷します。しかし今年は、その枚数が明らかに少ないことに気づきました。あまり本を買っていないのです。
その理由ははっきりしています。ChatGPTでの調べ物が増え、Kindle Unlimitedで済ませることが増え、さらにインターネット記事からのインプットも増えました。紙の本を購入する頻度が確実に減っています。
便利になりました。検索は速く、要点はすぐに整理されます。しかし同時に、「本離れ」が自分の生活の中でも静かに進んでいるのではないかと感じます。
私は本を書く立場にあります。読者に本を手に取っていただくことで成り立っています。その私自身が本を買わなくなっているとすれば、これは小さくない変化です。技術の進歩は歓迎すべきものですが、書き手としては複雑な気持ちになります。
確定申告の準備をしながら、そんなことを考えています。
