武器になる「状況判断力」(24-最終回)

OODA(ウーダ)ループの内容

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□はじめに

前回の謎解きは、「なぜ、正月には子供にお年玉をあげるのか?」です。お正月は新年の神様である「年神(としがみ)様」を家に迎えて、もてなし・見送るための行事です。そこで年神様にお供えをすると、年神様は私たちに魂を分けてくださると考えられてきました。

その魂をもらうのは家長なので、それを家族に「御年魂」「御年玉」として分け与えました。お供えの餅に、神様の魂が宿るので、昔のお年玉はお餅であったようですが、今ではお金になりました。

魂は見えないものですが、可視化しなければ、魂をいただけたのか、家族に分け与えることができたのかどうか分かりません。本ブログでは、直観やセンスを可視化する、経験やスキルを言語化することを訴えてきました。

連載の最終回となりましたが、なぜ筆者が軍隊式「状況判断」を長らく語ってきたのか、その理由が今回の解説にてご理解いただけたら、幸甚です。

1 「OODAループ」とは何か?

 前回は、軍隊式「状況判断」の利点・欠点を述べ、迅速な意思決定の場面では、この意思決定法は役に立たたないこと、その対策としてOODAが注目されていることを述べました。

 今回は、OODAとはどのようなものかについて解説します。

▼OODAの4つのループ

OODAループは、以下の4つの過程からなります。順次解説します。

1)Observe(観察)

 観察とは現状を把握することであり、自分以外の外部の状況や事物から生データ(インフォメーション、以下「情報」)を入手することです。まずはどんな事象が発生しているのか、見たままの状況を洗い出します。場合によっては、単なる状況の探知にとどまらず、積極的に情報を収集し、処理し、評価し、解釈し、以降のサイクルに役立てる必要があります。

 米軍では、観察のために、指揮官が収集部隊などに対して情報要求(CCIR)を明示します。これは、指揮官が行動方針を決定するための、もっとも優先度の高い情報要求のことです。採用公算の高い敵対勢力の行動に関する情報、敵対勢力の奇襲に関する情報、我が部隊に乗じる敵の弱点に関する情報など、通常10個以内に設定します。(中村好寿
『米軍式意思決定の技術』)

ビジネスでは、会社や上司の情報要求(戦略や戦術を立てるために知りたいこと)、たとえば業界や顧客のニーズ、競合他社の動向、新しい技術、社内環境などの状況や変化に着目します。

情報は組織で収集する、あるいは個人で収集する、直接現場で確認する、新聞、ニュース、文献を活用するなど、さまざまな収集手段がありますが、ここでは、「情報が有用なものであるか」、「情報が正しいものか」を確認することが重要です。

2)Orient(方向性判断)

観察した情報に基づいて、行動の方向性を判断します。方向性判断はOODAの心臓部になります。これは、米軍式意思決定法の見積り(行動方針の選定)に相当します。

ビジネスでは観察で得た情報から、次のDecide(意思決定)に必要な情報を見極めていくことが重要です。

ボイドは電撃戦の研究のアウトプットとして、随所で「アジリティ(機敏性)」の概念を取り上げ、この重要性を強調しています。

ボイドは「アジリティとは、外部の世界で起こっているめまぐるしい環境変化に即応して、自らの方向性(大雑把に言えば進むべき方向性のようなもの)を変化させる能力を意味する。」と言っています。

つまり、方向性判断のアジリティが我に主導権を獲得させ、相手側にパニック、カオス、価値観・一体感の喪失を起させることになります。

3)Decide(決定または仮説)

前段階での判断を基に、行動として具体化するための方策・手段を選択し、場合によって計画や命令を策定します。

米軍式意思決定法では、「決定」(決心のこと)は複数の行動方針を比較して出した幕僚の「結論」を指揮官が承認するという意味を持ちます。

 つまり、幕僚が最良の行動方針として選定したものを、指揮官が最終的に選択します。この際、指揮官は幕僚案を拒否する、留保する、再考させる、いずれも自由です。決心を意図的に遅らすことで、部隊が行動を起こす時期を調節することも可能です。

スピードを重視するOODAでは、決定は必要な場合のみ明示的に行なわれ、省略できれば省略します。

集団(組織)レベルでは、意思決定を計画や命令などで明示的に周知させることは個人の活動に方向性と焦点を与えます。

しかし、個人レベルでは方向性判断さえ行なえば、大部分のことでは「何をすべきか」はわかっているので、決定は必要ではありません。

小集団では、方向性判断が決まれば、意思決定を明示する必要性はありません。暗黙のコミュニケーション(「Implicit Guaidance& Contolol、暗黙の誘導と統制」があれば、前段階の「方向性判断」から直接に行動を起こすことができます。

OODAでは「決定」と「方向性判断」との境界は不明確であり、暗黙のコミュニケーションが不十分な場合にのみ、「決定」が行なわれることになります。

4)Act(行動または検証)

決定されたことを計画や命令を踏まえて、実際の行動に移します。軍事作戦では、指揮官が部隊の行動を指揮・監督します。

これは、米軍式意思決定法では言及されていない過程です。ただし、意思決定の先に行動があるのは当たり前です。

OODAは、作戦実行型の意思決定なので、行動がすぐに新たな状況を生み出し、この状況を観察し、方向性判断を行なうなどループを再開することになります。

2、米軍式意思決定法とOODAの違い

 OODAの特色を、米軍式意思決定法との違いについて整理しておきます。

第一に、米軍式意思決定法は直線的で一方向ですが、OODAループは循環(ループ)型です。しかも、O→O→D→Aの順番にループするのではなく、決定あるいは実行(act)から再び観察に還ってきます。

第二に、米軍式意思決定法に比して、スピードとアジリティ(機敏性)を重視していることが特徴です。米軍式意思決定法では、「地域」「敵」「我」の三点から状況の把握を行ないますが、OODAでは現場での観察から、「即時即物」的に「何をなすべきか」の行動の方向性判断を行ない、それをすぐに決定へと移します。

 前述のように、暗黙のコミュニケーションによって、方向性判断(上記では情勢判断)から決定をワープして行動に移行することもあります。また。後述する「直観的思考法」を重視することがスピードとアジリティにつながっています。

第三に、米軍式意思決定法では「任務分析」から開始され、これが最も重視されます。しかし、OODAに任務分析はありません。つまり、「何のため(Why)に、何(What)をなすべき」はすでに明確になっていることが前提です。すなわち、OODAは組織の目的や目標を確立するものには使用できません。

第四に、米軍式意思決定法は「論理的思考法」を重視し、OODAは「直観的思考法」を重視しています。米軍式意思決定法の見積り(行動方針の選定)では、行動方針の列挙し、比較しますが、OODAはこの段階を省略し、直観的に閃(ひらめ)いた行動方針が妥当なものかどうかを判断することになります。

第五に、これは上記の特質から必然的に出てくるものであり、またOODAが誕生した理由でもありますが、適用する領域が異なるという点です。

 軍隊の意思決定には「全般作戦計画型」と「作戦実施型」の2つがありますが、米軍式意思決定法は「全般作戦計画対応型」であり、OODAは「作戦実施対応型」であると言えます。

3、陸上自衛隊ではIDAが注目

▼軍隊での全般作戦計画の意義

軍隊では通常、作戦開始前に全般作戦計画を作成します。ここでは、一連の作戦における作成開始から作戦終了までの全局面で実施すべき行動の概要が示されます。

ところが、作戦開始前には情報を収集する時間は十分にある一方、敵情は戦争を開始し、敵と接触して初めて明らかになるのが通常です。

 だから、最初に立てた全般作成計画どおりに事が進展することは皆無です。よって上級指揮官から、任務を与えられた各指揮官は未知の敵情に遭遇して、新たな情報と戦況の推移に応じて、直面する敵に対する作戦(戦闘)計画を立てて、部隊を指揮運用する必要が出てきます。

したがって、全般作戦計画では最終目標を達成する方向性を定めることを主眼に、一時点の作戦実施間の作成(戦闘)計画は骨子のみとし、ほとんどを空白にしておきます。そして状況の進展を見つつ、最終目標の達成に整合するように臨機に戦闘計画などの作成や全般作戦計画の修正などを行なうことになります。

ただし、「全般作戦計画の細部はどうせ状況に応じて修正や作成することになるのだからこれに時間がかかる綿密周到な思考手順は必要がない」というのは間違いです。

第二次世界大戦における米軍のパットン将軍は次のように述べています。

「将来の将軍たちは状況に適合するように計画をつくるだろうが、計画に適合するように状況を作ろうとしないだろう。それは危険なことだ」(松村『勝つための状況判断学』)

つまり、全般作戦計画を立てることは、最終目標に向けて状況を整合させる効能があります。だから、全般作戦計画を立てるための軍隊式「状況判断」では、任務分析を最も重視します。状況を計画に整合させるためには、まさに、この思考手順は理に適っていると言えます。

しかしながら、作戦開始後には認識していた、あるいは予期していた状況が激変することは必然です。
疲労困憊する中で、軍隊式「状況判断」の手順を順次よく行なうことは困難です。また、一つの手順を飛ばす、一手順の考え方を間違えることで誤った結論が出てくることにもなりかねません。このように、実際の作戦では、手順を追って論理的に考える軍事式状況判断は役に立ちません。

ここに米軍がドクトリンとして採用したOODA意義があります。

ようするに、米軍は作戦実施対応型のドクトリンとしてOODAを採用したのであって、軍事式「状況判断」からOODAに乗り換えたのではありません。
全般作戦計画型の軍事式「状況判断」は依然として有用です。

▼臨機応変の状況判断力を養成する

陸上自衛隊での戦術教育などでは、今日まで軍隊式「状況判断」に基づく意思決定などの教育が主流です。

ただし、筆者の記憶するところでは、1991年の湾岸戦争以後、米国のRMA(軍事革命)の影響を受けて、「将来戦では、衛星や通信などが発達し、敵や友軍の位置情報が瞬時にデジタル表示され、迅速な判断と決断が要求されるであろう。だから、戦術教育などで用いる状況判断の思考手順は役に立たない。実際の戦場では指揮官が独自の直観力によって判断と決断を下す必要があるだろう」との議論が高まるようになりました。

他方、「状況判断の思考手順を頭の中で高速回転させ、状況を瞬時にイメージ化して直観的に判断することが重要。直面している状況の中で、頭に浮かぶ敵の可能行動を列挙して、それに対する行動方針を複数考えて、その中から戦局眼を働かせて最良の行動方針を選定することが重要」などの議論も起こりました。

しかしながら、ずっと軍隊式「状況判断」を基礎とする戦術教育が行なわれ、実践現場では指揮官などによる直観的思考法、あるいは米軍式意思決定法の一部だけを切り取る意思決定法が取られました。

これは、軍隊式状況判断の利点が認識されていること、直観的思考法をマニュアルとして体系化することが困難であることの両面の理由によるものでしょう。

そのため、論理的思考法である軍隊式状況判断の思考手順を基本形(幹)として習熟させることで臨機応変の状況判断力を養成すること狙ったのだと筆者は考えています。

▼陸上自衛隊で注目されるIDA

陸上自衛隊ではOODAは普及していませんが、近年、IDA(Information、Decision、Action)の重要が強調されています。これは、世界的なRMAの影響と、災害派遣、国際貢献などの新たな任務への対応という背景があります。

このあたりのところをさらに理解するために、2011年3月に発生した東日本大震災時に統合幕僚長であった折木良一氏が次のように書いてるので紹介します。

「軍事戦略・作戦を立てるときに自衛隊がまず行うのは、現状認識のための『情勢見積もり』です。……作戦レベルの見積もりは、『情報見積もり』と呼ばれます。(中略)
『情勢見積もり』の情報とは、ただ集めればよいわけではありません。そうして集めた情報資料について、当然ながら自衛隊は取捨選択を行っています。自衛隊では情報資料、いわゆる生情報を処理し、論理的、合理的な情報を提供するために『情報担当』と呼ばれる、指揮官を補佐するスタッフが存在します。『情報担当』は相手についての情報資料を収集したうえで、最終的には、それを『目的』『現状認識』『考えられるオプションの列挙』『考えられる
オプションの比較』『考えられるオプションの結論』というかたちに整理し、『処理された情報』を指揮官に報告します。(中略)その一方で、『自分はどうすべきか』を考えるの
は『作戦担当』と呼ばれます。『作戦担当』は、自分たちが戦略レベルで相手に対して何をしたいのか、あるいは作戦・戦術レベルでどのように振る舞うかなどのオプションを指揮官に示します。さらに『作戦担当』は自らが見積もった戦略・作戦を、『情報担当』が見積もった成果を踏まえたうえで、相手がどのような動きや手段に出てくるのかを分析・比較しながら、さらに戦略を練り上げていきます。じつはこの『情報』と『作戦』のバランスこそ、戦
略を考えるうえでは決定的に重要であることを、重ねて強調したいと思います。(中略)

さて、こうして『情報担当』と『作戦担当』のオプションが出揃ったところで、そのなかで最良のオプションとは何か、ということが徹底的に議論されます。その議論の結果を踏まえて、最終的な意思決定を指揮官が行うのです。(中略)


その後、そうした戦略や作戦は具体的な行動計画にまで落とし込まれますが、そこでは指揮官はコンセプト(構想)を与えたうえで、現場レベルの自衛官にまで具体的な目標を示さなければなりません。そしてもちろん、その戦略や作戦は状況の変化や時間の経過に伴って、必要に応じて修正されます。
最後に実行のあとにはAAR(After Action Review)を行ない、その成果を蓄積していきます。そこでの教訓が自衛隊や自衛隊員の経験として受け継がれ、次の戦略立案や、アクション・プランの作成に生かされるのです。(中略)


自衛隊の戦略立案手順を概観したとき、それがビジネスの世界でいうPDCA(Plan→Do→Check→Action)に、似ていると思った方も多いでしょう。しかし自衛隊の戦略立案手順が一般的なPDCAと異なるのは、先ほど申し上げた『情報見積もり』の部分です。状況が複雑でないたんなる教育訓練ではあれば、たしかに『PDCA』サイクルの考え方を適用し、訓練成果を積み上げてくことができます。
しかし、現実の戦いの場を想定した場合、あらゆる状況が生起し、それが絶えず変化していきます。そこで重視しなければならないのは『IDA』サイクル、いわゆる情報(Information)、決心(Decision)、実行(Action)サイクルだと思います。その中でも
情報は、敵、地域に関する情報ばかりではなく、自分の部隊の状況や処理されていない情報資料を含んだ幅広いもので、『IDA』サイクルの流れの重要な部分を形成し、その制度と正確度こそがサイクルの基本となります。現代戦では、情報・決心・実行のサイクルの速度、正確度が、敵に対して相対的に優越することが重要になります」(折木良一『自衛隊元最高幹部が教える経営学では学べない戦略の本質』)

 折木氏は、自衛隊の業務運営はPDCAサイクルに似ているが、異なる点は情勢見積もりを行なって戦略・作戦を立案することにあると述べています。
そして、ここで折木氏が述べる、情勢見積もりと戦略・作戦の立案するための思考手順が軍隊式「状況判断」なのです。

PDCA最も重要なポイントは「P」の計画にあります。Pで重要なことは、現状を認識して問題点や課題を明らかにし、それに対する改善策を提示する
ことです。PDCAには隠れて見えませんが、戦略・作戦の立案に相当するものが前提としてあります。
すなわち、米軍式「状況判断」→戦略等の立案→P(計画)→D(実施)→C(検証)→A(行動)として、米軍式「状況判断」が活用できるでしょう。

IDAサイクルでは、情報の正確性に加えて、速度の要素が加わり、この両方で敵に相対的に優越することが重要です。米軍が現場レベルでは軍隊式「状況判断」の適用が困難として、OODAのドクトリン化を進める中、自衛隊も当然、そのことは認識していました。

 ただし、OODAの「O→観察」と「O(方向性)」では、情報の重要性が埋もれてしまうかもしれません。「情報」の軽視によって敗北したという第二次世界大戦の敗北の教訓が薄れてしまうことは危惧すべきことです。

ようするに、IDAサイクルとは迅速な意思決定を旨とするOODA、PDCAサイクルの利点である実施・検証・行動のフィードバック重要性を認識し、さらに情報の重要性を強調したものと言えます。

また、軍隊式「状況判断」の思考手順を状況や対応時間のレベルに応じて、取り入れる柔軟な思想に立脚していると言えます。

さらに付言すれば、軍隊式「状況判断」が最も重視する任務分析は、IDAでは隠れた前提としてすでに行っているのです。

3、OODAなどの有効活用

▼OODA等の問題点

 OODAやIDAについて、スピードや直観的思考法ばかりが強調される傾向にあるのではないかと、筆者は危惧しています。

最近、ビジネス現場でOODAを取り入れようとの試みによく接します。他方、OODAの講演や研修などに参加したビジネスパーソンに話を聞いても、あまり「納得した。理解した」との答えは聞きません。

「ようするに、現場に権限を付与して意思決定を早くする。直観的に状況判断する。行動により市場や顧客のニーズを捉え、即応することですね。いうならば当たり前のことですよね」という答えが、ほとんどです。

ここには、「組織として迅速な意思決定をするための組織文化をどう醸成するのか」「各個人が直観力を養成し、それを組織に普及するためにはどうするのか」「観察できない重要な情報はどう収集し、処理するのか」「スピーディーな業務運営のための計画やマニュアルの在り方は?」などの深掘りがあまりみられていない気がします。

▼OODA等を活用するために留意すべきは

〝新し物好き〟の日本人がPDCAに変えてOODAに飛びつく傾向があります。しかし、そもそもこの両者は適用領域も異なるのですから、状況に応じて併用すればよいのです。

また、PDCA、OODA、IDAにしても、平常時において組織全体として任務の理解が共有される組織文化を作ることや、戦略にあたる経営目的や経営ビジョンを確立しておくことは前提として必要です。

このような「隠れている前提」を無視してはなりません。

筆者はOODAを理解し使いこなすためには、その前史で創設されたPDCAや軍隊式「状況判断」の特性を理解し、その利点を応用的に活用することが重要であると考えます。

特に、任務分析を基本に戦略を立案する軍隊式「状況判断」の有用性や利点をOODAに融合させることが重要であると考えます。

VUCA時代の現代、OODAがもてはやされている今だからこそ、思考の幹となる軍隊式「状況判断」について理解する必要があると考えるのです。

これが、今回の連載で、筆者が最も強調したかった点です。

また、謎解きは、少し難しいテーマであったため一服の清涼剤という意味でおつきあい願いましたが、平時のモヤモヤを可視化する、文字化するということの重要性も含んでいました。

(おわり)

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